西予市医師会について

この西予市医師会サイトをご覧いただきありがとうございます。

2020年６月より会長を拝命致しました。今年は新型コロナ元年とも言える苦難の年となりましたが、よりよい医師会になるよう努力する所存ですのでよろしくお願い致します。当医師会は会員数が約６０人の小さな組織ですが、その分みんなが知り合いで協力し合える、それが利点であると思っています。このサイトには会員の専門診療科、診察時間、役割分担、休日当番医など掲載しておりますので活用して頂いたら幸いです。

さて西予市は愛媛県で一番東西に長く、西は海抜0mの宇和海から、東は1403mの四国カルストまで標高差のあるいろいろな町で成り立っています。それ故に様々な自然災害があることを日頃より自覚し、地域に合った災害対策や訓練が必要だと思っています。私事ですが生まれは西予市城川町でして、町全体で小、中学校の同級生は140人ほどいました。現在は小学生の１学年が平均10人とのことです。このように少子高齢化が著しく、西予市は医療弱者が生活をされている限界集落が多く存在する地方と言わざるをえません。我々地域医療に携わる者はこの問題に直面しており、この超高齢化社会に対応するため西予市の福祉や介護行政をはじめとし、地域包括支援センター、福祉協議会、訪問看護、および中核病院である西予市民病院や野村病院などと情報を共有し協力し合う必要があります。個人情報には十分配慮して連携をとりながら、すべての住民の方々が尊厳のある一生を満足に終えることができるよう、当医師会も医療と健康そして人生のお役に立てればと思っています。今後ともご支援ご協力をお願い申し上げます。

西予市医師会会長